上沼、M-1審査は「間違いなく私の意見」と強調 来年は「バトンタッチ」
2日の「M-1グランプリ」での審査についてとろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智正剛からSNSで暴言を吐かれたタレントの上沼恵美子(63)が9日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギヅケ!」で騒動に初言及し「間違いなく私の意見の審査」と2人の批判を一蹴。来年については「バトンタッチ」とあらためて卒業を口にした。
2人は「M-1」終了後に泥酔してSNSを配信。「自分の感情だけで審査せんといて」(久保田)、「売れるために審査員するならやめてほしいですよね」(武智)などと上沼の審査を痛烈に批判していた。
上沼は番組冒頭に「ちょっと一言よろしいでしょうか」と前置きし「少しだけ言わせてもらうと、私はえこひいきしてませんし、審査は何年もやらせていただいて、真剣に審査させていただいておりますし」ときっぱり。「間違いなく私の意見の審査でございますので、どうか宜しくお願いしたいということ」と自身の審査が何かに左右されたものではない、自分自身の正当なものであると毅然とした態度で主張した。
上沼は「M-1」翌日の3日に、ABCラジオで「こんな年寄りが座って、偉そうにしてる場合じゃない」「だから引退します」と審査員引退をほのめかしていたが、この日も卒業の意向を示した。共に司会を務める高田純次から「来年は僕が(審査員で)出るようにしましょうか」と持ちかけられると「お願いします」と応じて「ハイ、バトンタッチ!」と右手を出し、高田と手を合わせていた。