タレントのカンニング竹山が１０日、ＴＢＳ系「ビビット」で、とろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智の上沼恵美子非難動画アップについて番組で取り上げたことに「非常にダサい事をやっている」と、自身の考えを語った。

　番組では先週、ネットを中心に話題をさらった武智＆久保田の上沼非難動画について特集。９日には渦中の上沼と、同じくＭ－１審査員をしたダウンタウンの松本人志がこの件について発言。上沼は「興味ない」と言い放ち、松本も２人を「勉強不足」と自身の番組で語っていたことも紹介した。

　これに意見を求められたのが先輩芸人の竹山。すると竹山は明らかに渋い顔をして「（ＳＮＳで配信した）行為自体は良くなかったなーとは思いますけど…」と切り出し、「ＳＮＳ配信していろいろ見た人がつまんで、外に出してったわけでしょ？要はインターネットの野次馬みたいなことをワーッとやって広がった。火に油を注ぐようなことをやったわけでしょ？」と騒動の経緯を改めてコメント。

　そして、上沼と松本がそれぞれコメントしたにも関わらず、番組で改めて取り上げたことに「こういうこと言うと非常に失礼だけど、月曜になってまた火に油を注ぐようなことをやって。これ、インターネットでやってることと何も変わんねーぞって思うんですよ」とチクリ。そして「僕の感覚で言うと、僕らのやっていることは、番組としても非常にダサい事やってると思うんですよ」と厳しい言葉で制作サイドに訴えかけた。

　これにＭＣの国分太一は苦笑いで「ちょっと待って下さい。まだ（コーナーは）半分ぐらいあるんです」と呼び掛けると、竹山は「分かってるけど、上沼さんもこれで終わろうよということ。師匠の優しさかもしれない」と、上沼の「興味ない」発言は、事態収拾の意味があると指摘。「それを今からヤアヤア言っても、テレビという大きなメディアなのに、ネットで騒いでる事と同じことしてどうするの？って話」と、苦言を呈していた。