華丸「大久保、憎し!」 大河の非情展開で鈴木亮平に訴える

 お笑いコンビ博多華丸大吉の華丸が10日、NHK「あさイチ」で、16日に最終回を迎える大河ドラマ「西郷どん」について「諸説あると思いますが」と前置きした上で「大久保憎し!」と熱い想いを訴えた。

 この日の「あさイチ」では、「西郷どん」主演の鈴木亮平をゲストに迎え、「最終回直前SP」として豪華トークを繰り広げた。

 この鈴木の生出演に、最初から華丸は嬉しそう。近江友里恵アナウンサーから「西郷どんと言えば、華丸さんが大ファンで…」と振られると、「そりゃあもう、九州(が舞台)で…」と切り出した。

 近江アナから「セリフも暗記しちゃうくらい」のファンであることを明かされた華丸は「いやいや、まあまあ。もちろん諸説あると思いますが、真正面から私は見てますから」と言うと「大久保、憎し!ですよ」と力を込めて鈴木に訴えた。

 華丸はもう一度「今のところ、私は昨日の直後ですから。鈴木さんはだいぶ前に撮影されていると思いますが、茶の間はドキドキしてるんですけど」と興奮気味。これに鈴木は「大久保には大久保の覚悟が(ある)」と、代弁すると、華丸は「そうなんです、もちろん分かります」としながらも、大吉から「でも、華丸さんは?」と聞かれ「大久保、憎し!」と高らかに叫んでいた。

 9日に放送された「西郷どん」では、西郷(鈴木)は政府の真意を問いただすために私学校の生徒たちと共に東京へ向けて進軍。これに衝撃を受けた大久保(瑛太)は直ちに征討令を発し、西郷たちは賊軍に。どんどん敗色濃厚になる中、西郷は軍の解散を宣言するという内容。公式HPの「西郷の目線」では、「鹿児島を発ってすぐ『賊軍』とみなされるという、一番痛い手を打ってくるところ…さすがは一蔵どんです」とその非情さに感嘆するコメントを記している。

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