上沼側が終結宣言…M-1暴言に興味ゼロ「舞台の上で言って欲しかった」
2日に行われた「M-1グランプリ2018」の放送後、審査員の上沼恵美子に対してとろサーモン・久保田かずのぶと、スーパーマラドーナ・武智が暴言をSNS動画で配信した問題で、10日、上沼側が騒動の終結を宣言した。
長年、上沼を担当するマネジャーが大阪市内で取材対応し、現状説明。上沼は2人の暴言に対して興味がなく、事実上、相手にしていない状況という。上沼は「舞台で言ってくれたら良かったのに」と話しているという。吉本興業から、2人による直接謝罪を申し入れたが上沼は「お気持ちは受け取りました。そこまでしていただかなくて結構です」との意向を伝え、丁重に断ったという。
上沼のマネジャーは一部で上沼の激怒説や、今回の騒動がラジオでの審査員引退示唆発言につながったとの見方が広がっていることを整理したいと取材対応した。
吉本からは5日に事実関係の報告と謝罪がマネジャーにあり、その内容を上沼に伝えたところ上沼は「動画って何?」との反応で、説明を聞き「ふ~ん」と意に介さない様子だったという。ただしM-1審査に関しては、真剣に行った自負は持ち続けているという。
マネジャーは「本人に興味がありませんので、今後、何かが起こることはありません」と終結を宣言した。
一方で上沼がM-1翌日の3日のABCラジオ番組で審査員引退を示唆したことに関しては、その発言時に上沼は、暴言騒動を知らなかったという。
加えて、毎年11月に、ダウンタウン・松本人志とABCテレビから依頼を受けて審査員を受諾しており、「M-1は審査員も視聴者に審査される」とのプレッシャーを感じているという。上沼は毎年、東京から帰ってきて疲れ果てた状態の時に「今年限り」を口にするのが“恒例行事”だという。来年以降の参加については、オファーがあった時に考えるとした。