寺田心くん快挙!「ミラノ国際映画祭」史上最年少 10歳で最優秀主演男優賞

 「ばあばは、だいじょうぶ」の一場面より。左が寺田心、右は富士真奈美
 トロフィーを手に笑顔を見せる寺田心=イタリア・ミラノ
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 人気子役の寺田心(10)が現地8日(日本時間9日)に行われたミラノ国際映画祭(外国映画)で最優秀主演男優賞を受賞したことが10日、明らかになった。関係者によると、10歳での受賞は、同映画祭史上最年少という。

 心くんが主演した映画はジャッキー・ウー監督作品の「ばあばは、だいじょうぶ」(来春公開)。現地8日に行われた表彰式には心くんも出席し、トロフィーを満面の笑みで受け取った。ウー監督も最優秀監督賞を受賞した。

 同映画は昨年の「青少年読書感想文全国コンクール課題図書」にもなった「ばあばは、だいじょうぶ」が原作。認知症を発症し、行方不明になったおばあちゃん(冨士眞奈美)と孫の翼(寺田)との交流を描く。

 国際映画祭での年少受賞としては、04年のカンヌ国際映画祭で、当時14歳だった柳楽優弥が「誰も知らない」の演技で男優賞を獲得したことが知られる。米アカデミー賞では、1935年に女優・シャーリー・テンプルが6歳で特別賞に輝いている。

 心くんは12日に都内で受賞記者会見を開く。

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