三浦祐太朗 母・山口百恵さん「さよならの向う側」のアンサーソングを舞台で

 作詞家・阿木燿子(73)がプロデュースし、夫の宇崎竜童(72)が音楽監督を務める舞台「Ay曽根崎心中」(12日初日、東京・新国立劇場)の公開げい古が11日、都内で行われた。近松門左衛門の傑作とフラメンコの世界を融合させた作品。

 カーテンコール後のラストで三浦祐太朗(34)が歌う「菩提樹」が、三浦の母で元歌手の山口百恵さん(現姓・三浦)の「さよならの向う側」(80年)のアンサーソングになっていると明かされた。

 「さよなら-」の詞も手がけた阿木は「(-向う側で)『約束なしのお別れです』と歌って、百恵さんはお嫁に行かれた。祐太朗さんの最後の歌に『約束しよう』というフレーズを入れた。結果的にアンサーソングになった。完結したかのような思いがある」とコメントした。

 三浦は「親子2代にわたって、宇崎さん、阿木さんの歌を歌えるのは幸せ」と感激。百恵さんの来場については「今回は来ないみたい」とした。

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