来年NHK大河「いだてん」に星野源、松坂桃李、松重豊、小泉今日子ら出演
NHKが14日、2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(来年1月6日開始予定、総合午後8時)の追加キャストを発表した。星野源、松坂桃李、小泉今日子、松重豊らが出演する。
この日、NHKで会見が行われ、星野、松坂、松重の3人が物語前半の主人公の中村勘九郎(金栗四三役)、後半の阿部サダヲ(田畑政治役)とともに出席した。3人は主に阿部が主人公を務める、1964年の東京五輪招致までを描く後半部分に登場する。
星野源は外交評論家・ジャーナリストの平沢和重(ひらさわ・かずしげ)を演じる。1964年の東京五輪開催地を決めるIOC総会での最終スピーチを担当した大役を務めた人物だが、実はまだほとんど撮影は行っていないという。星野は「平沢さんのことを調べれば調べるほど、人間的にとても素敵な人だなと思いながら演じさせていただきました…と言いたいんですが、結構、ここにいる勘九郎さん以外の僕らはほとんど撮ってないですよね。この中で最も撮ってないのが僕です。僕、2日しかやっていないので」と期待含みで語った。
松坂は日本オリンピック委員会常任委員の岩田幸彰(いわた・ゆきあき)を演じる。こちらも東京五輪招致の立役者だが、松坂は「どうやら女性にもてていたということを、監督を含め言われていて。それ以外は我々では分からない」とまだ役の全ぼうが見えていない様子。
以前、阿部とは共演したことがあるが、「(一緒だったのは)本当にわずかな時間しかなかったんですよ」という。そんな中でもプロモーション活動などで打ち解けていったといい、今回は阿部演じる田畑の側近役。「僕の勝手なあれですけど、『あーどうもどうも』という変な距離はないかなと思っている」と、チームワークよく演じられるとの自信を見せた。
都知事の東龍太郎(あずま・りょうたろう)を演じる松重は「なぜかおはちが回ってまいりまして。後半だということで、どうやら阿部くんが主役なので、阿部くんに聞けばいいのかと思ったら、阿部くんが何も知らないので。適当にやってますみたいな感じなので、大丈夫かなと思ったんですが…。ついていけば何とかなるかなと思って」と阿部をいじっていた。
小泉今日子は古今亭志ん生の長女にして敏腕マネジャー役の美津子役。この他に岩松了、永島敏行、柄本時生、大方斐紗子、ベンガル、根岸季衣の出演が発表された。