松重豊「いだてん」出演で大河あるある披露「最初に予算を使ってしまう」

 俳優の松重豊が14日、来年放送のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の追加キャスト発表会見に出席した。松重は1964年の東京五輪誘致に尽力した東京都知事の東龍太郎(あずま・りょうたろう)を演じる。ベテラン俳優なだけあって、大河ドラマの裏話も披露する笑いの絶えない会見となった。

 脚本を宮藤官九郎が担当するが、「宮藤さんの本は好きなんですけど、飲んだことはあるんですけど、呼ばれないんで、本当に嫌われてるんだなと思って。いじけて、『いだてん』もやってんだチキショーと思ってたんですけど、ようやくおはちがまわってきまして、うれしい限りなんですけど」とジョークを交えて出演の喜びを語った。

 出演作多数、経験豊富なベテランなだけあって“大河あるあるネタ”も飛び出した。「大河ドラマというのは、最初にロケとか贅沢な予算を使ってしまうので。後半、合戦シーンとか(本物の馬ではなく)箱馬に乗って合戦をやっていたという。みんな木の箱馬に乗って『いけー』ってやってたので、そういう風にならないように、ちゃんと予算を残していただきたいなと思うんですけどもね」とまくしたてるように語り、関係者の笑いを誘った。

 松重が本格的に登場するのは物語の後半。「撮影はこれからでございますので、ぜひ後半を楽しみに1年間見守ってくださいませ」と呼びかけていた。

 この日の会見には星野源、松坂桃李も出席。このほかに、小泉今日子、柄本時生、永島敏行らの出演も発表された。

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