RG「キモ撮り」海外展開に野心「世界のKIMODORI広めていきましょう」
お笑い芸人のレイザーラモンRG(44)が14日、自身がインスタグラムで展開している、スニーカーを前面に押し出した自撮り法「キモ撮り」をまとめたスタイルブック「KIMODORI」(15日発売、発行所リットーミュージック)の発売を記念したキモ撮り&撮影会を都内で行った。代名詞の“あるあるネタ”もこの日ばかりは封印して、熱いスニーカー愛を語った。
「キモ撮り」とは、スマホのタイマー機能を用いた自撮り法。下からあおるようにしてスニーカーが目立つように片方の足を前に出し、もう片方の靴を手に持って撮影する。顔は若干、隠す。熱心に撮影に励む姿に、RGが妻から「キモッ」と言い放たれたことから、この名前がついた。
スタイルブックは「こだわりにこだわった一冊です」という自信作で、「キモ撮り」のやり方や、キモ撮りの作品集、ぁぃぁぃ(廣田あいか)やオカモトレイジ(OKAMOTO’S)との対談と多岐にわたった内容になっている。
11月にスニーカー芸人として出演したテレビ朝日系列の「アメトーーク!」で、さらに注目されるようになった。直後に「一晩でインスタのフォロワーが2、3000人増えましたね。そこからちょっとまた止まりましたけど(笑)」と注目が増し、「キモ撮りをみんながやってくれるようになりましたね」としみじみ。競泳の萩野公介や池江璃花子もやってくれたことを挙げながら「トップスイマーがやったんやで。すごくないですか」と流れを感じている様子だった。
タイトルをローマ字表記にしたことにも意味があるという。「海外でもはやるように。カラオケってKARAOKE。なんの意味か分からんけどKIMODORIではやってほしいということなんです」とワールドワイドに広まることに期待し、「世界のKIMODORI。広めていきましょう」と呼びかけた。
イベントの来場者には「私、レアスニーカーじゃないから(写真は撮らない)っていう人いるんですけど、まったく気にせずに。すべてのスニーカーは平等なんで。サンダルでやってる人もいるので。構図をきれいにして、どんどん(インスタグラムに)あげていって、キモ撮りのハッシュタグがあったら、ばーっ見ているだけで楽しいなっていうふうになればいい」と、本当にスニーカーが大好きな人になっていた。