氷川きよし 20周年イヤーへ猪突猛進 今年も七変化!きよしこの夜

 歌手・氷川きよし(41)が14日、東京国際フォーラムで、恒例のクリスマススペシャルコンサート「きよしこの夜Vol.18」を開催し、20周年イヤーに突入する2019年の7月11、12日に東京・日本武道館公演を行うことを発表した。

 2000年2月に「箱根八里の半次郎」でデビューした氷川は5、10、15周年と節目ごとに武道館のステージに立っており、来年が4度目となる。公演実施の発表で会場を沸かせた氷川は、「福岡から出てきた18歳の青年がこの業界に入って、皆さんが育ててくれたと改めて感じる。感謝の気持ちを込めて歌いたい。毒を吐きながらね」と笑顔。来年の干支(えと)にちなみ、「猪突(ちょとつ)猛進。イノシシのようにブイブイ言わせながら頑張って行きたい」と飛躍を誓った。

 災害が各地で起こった今年は、自身の歌声で少しでも幸せになってもらえればと願っていたという。今年の漢字一字は願いを込めて「幸」と語り、「皆さんが幸せになるように心から祈っています」と真剣な表情を見せた。

 ステージでは、今月30日に開催される「第60回日本レコード大賞」の優秀作品賞に選ばれた楽曲「勝負の花道」、フジテレビ系アニメ主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」など30曲を熱唱。確かな歌唱力で観客を楽しませた。

 大歓声を一身に浴びて、19回連続出場となる大みそかの「NHK紅白歌合戦」にも弾みがついた。今年は「一人二役やりたい」と演出の一端を予告。期待感を漂わせる年の瀬のパフォーマンスで勢いをつけ、新年も全力疾走していく。

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