具志堅用高氏、世界王者になって即80万円の“詐欺”被害「急に親戚が増える」
ボクシング世界王者の具志堅用高氏が16日、日本テレビ系「誰だって波瀾爆笑」に出演。世界チャンピオンになった際、詐欺まがいの被害を受けたことを明かした。
当時、アルバイトをしていたとんかつ屋の常連客に「姉が緊急入院しないといけない」と言われ、「大丈夫です」と即答。世界王者になって多額のファイトマネーを受け取っていたことから、キャッシュで80万円を貸したという。
その後、常連客は店に来なくなり、確認のため勤め先に出向くと「もうやめています」と告げられたという。ショックを受けたというが「世界チャンピオンになるとみんな来る。急に親戚が増えるんです。(当時は)3、4万なら平気で貸していた。もう二度と会えないと思って。(実際)会えないんですが」と語った。
その常連客はお金を貸した20年後、具志堅氏がアキレス腱をきって入院した際、見舞いに来たという。だが、お金は返ってくることはなく「お金持ってくるとワクワクしていたけど…。『大丈夫?』ってそのまま帰っちゃうんだもん」と笑って振り返っていた。