飯窪春菜「我がモー娘。人生に一片の悔いなし」 涙の卒業…ファンに感謝の手紙

 涙をぬぐう飯窪春菜=日本武道館(撮影・三好信也)
 モーニング娘。’18を卒業する飯窪春菜
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 モーニング娘。’18のサブリーダー・飯窪春菜(24)が16日、東京・日本武道館で行われた「モーニング娘。’18コンサートツアー秋からGET SET,GO!~ファイナル 飯窪春菜卒業スペシャル」最終日に出演し、グループを卒業した。飯窪は1万人のファンに感謝の手紙を読み上げ、思い入れの深い楽曲「恋ING」をソロで披露。セレモニーではメンバーとの別れに涙し、約7年間のアイドル生活にピリオドを打った。

 涙でアイドル生活に幕を閉じた。イメージカラーの黄色いサイリウムが揺れる中、飯窪はファンに熱いメッセージを届けた。

 11年9月に10期生として加入した飯窪は「普通じゃ経験できないこと、大切なものがたくさんできた」という一方、「歌、ダンスが未経験なだけじゃなく、加入した時点で9期10期の最年長。何もできない最年長でいることが何よりしんどかった」と本音を吐露。「それでも、ここまでやって来られたのは、どんなときでも応援してくれる人がいたからです」と目を潤ませた。

 13年5月にサブリーダーに就任し、14年9月加入の牧野真莉愛(17)ら12期の教育係も務めた。卒業した同期の工藤遥(19)、親交の深い中川翔子(33)らも客席から見守ったセレモニーで、日本ハムファンの牧野から「いただいた新庄(剛)カードは一生の宝物。すごくレアなので」と感謝されると、涙を見せながらほほ笑んだ。

 今後はソロでタレント活動を継続する。13年4月からレギュラーを務める明石家さんま(63)司会のラジオ「MBSヤングタウン 土曜日」(後10・00、関西ローカル)は、グループ卒業と同時に番組卒業が恒例だったが、出演を継続。共演する後輩の横山玲奈(17)から「MCで困ったときに面白く返したり、さすが『モー娘。のさんまさん』」と言葉を送られた。VR法人HIKKYと共同でバーチャルアイドル「Ni-na」のプロデュースをすることも決まった。

 “カーテンコール”では「北斗の拳」のラオウばりに「我がモーニング娘。人生に一片の悔いなし」と絶叫し、アイドル人生に別れを告げた。

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