「まんぷく」美代子役 藤本泉にネットも注目 阪神大震災ドラマでも話題に
NHK連続テレビ小説「まんぷく」で、食堂で働く美代子役で注目を集めているのが藤本泉(27)。大阪に婚約者であるタカ(岸井ゆきの)を残し上京してきた神部(瀬戸康史)にほのかな思いを寄せる役どころだが、その清楚な佇まいに、「まんぷく」公式インスタグラムには「綺麗な方やな~」「可愛い」「確かに綺麗」などの声が続々と上がっている。
藤本は、中学時代にスカウトされたものの、高校卒業までは学業を優先。08年にGReeeeNの「扉」のPVに出演し仕事を開始するが、本格的に女優活動を始めたのは10年から。12年にはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で女学生役で、朝ドラデビューを果たしていた。
そんな藤本が一躍注目されたのが15年1月17日にサンテレビで放送されたドラマ「神戸在住」。これがドラマ初主演となった。
阪神淡路大震災から20年を機に作られたドラマで、95年の震災を知らない若者が、美しい街並みの中に震災の記憶が残る神戸で生きていく物語。震災経験を持つ女性を演じた竹下景子との共演も話題に。このドラマは映画にもなった。
14年度はこのほかにも「小川町セレナーデ」「アオハライド」などの映画にも出演したことから「おおさかシネマフェスティバル」の新人女優賞も受賞している。
この藤本の出演に「まんぷく」ファンは複雑な思い。17日には「まんぷく」公式インスタグラムで「東京のマドンナ美代子ちゃん」と紹介されたが、すぐさま「可愛い」「お肌が綺麗でゆで卵のよう」「美人」などの声が続々。ただ、タカの存在も気になることから「神部くんではなく、真一さんを」「神部さんはあきらめてー」「まさかの世良さんと結ばれたらそれはそれで面白い」など、神部との恋は諦めて欲しいとの声も。
美代子は脱税の罪で投獄されている萬平(長谷川博己)を助けようとする福子(安藤サクラ)に、弁護士の東(菅田将暉)を紹介。その一方で神部に大切な人がいることも知ってしまい、切ない表情を浮かべるシーンも話題となった。