西郷どん、最終シーンに賛否 「晋どん」不在…主演鈴木「びっくり」も独自解釈

 16日に最終回が放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」のラスト、鈴木亮平演じる西郷隆盛が最後を迎える場面で、定説とされる別府晋介に介錯を頼むシーンが描かれなかったことに関して、放送後、ファンの間で議論が続いている。

 「西郷どん」最終回は、鹿児島・城山で銃弾を受けた西郷が、桜島をバックに「もうここらでよか」と、かすかに笑みをうかべながら目を閉じるシーンで終わった。

 ネット上では、鈴木をはじめ出演俳優の名演を称えるコメントが続く中、西郷の最後のシーンに関しては「史実通りに描いてほしかった」「ドラマだから、これで良い」と賛否の声が続いている。

 西郷の最後については異説もあるが、定説では銃弾を受けた後に、別府晋介に「晋どん、もうここらでよか」と介錯を頼んだとされる。地元・鹿児島県の各機関の西郷隆盛に関するサイトでも、「別府の介錯」「自決」と記載されているものが多い。

 鈴木はドラマの公式HPのインタビューで、ラストシーンについて「台本を読んだときはびっくりしました」と明かしている。

 鈴木も「西郷さんの最期の言葉は、伝え聞く話のとおり晋どん(別府晋介)に言うものだと思っていましたが」としたうえで、「このドラマ性が僕は好きです。もしかすると、あのすぐ近くに晋どんが控えているのかもしれないけれど」と解釈している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス