西郷どん 大久保暗殺現場に「西郷がお迎えに来た」説…公式HPが認める
16日に最終回が放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」の最終盤、明治11年に大久保利通(瑛太)が暗殺された場面の演出が、ネット上では、先に西南戦争で死没した西郷隆盛(鈴木亮平)が天国から迎えに来たことを示唆しているのではと話題になっている。この件について、公式HPで脚本担当の中園ミホ氏が、その指摘どおり「お迎え演出」であることを認めていることが明かされた。
ともに命を賭して倒幕、明治新政府樹立を成し遂げるも、最後は袂を分かつことになった西郷と大久保。
16日の最終回では、襲撃を受けた大久保が「まだ死ねんど」とうめきながら、意識が遠のいてゆき、若き日の親友西郷との回想がはじまった。4月放送の大久保が初めて薩摩を飛び出した際の過去シーンが回想として流れ、先にひとりで出立しようとしていた西郷が「忘れもんをした。おはんじゃ。大久保正助を忘れてきた」と戻ってきて、2人で一緒に「行っど!」と駆け出した。
この演出について、ネット上では、過去シーンを用いて「西郷が迎えに来た」ことを示唆しているのではとの指摘があがり、真意が話題になっていた。
この件について、公式HPに掲出された主演鈴木とチーフ演出・野田雄介氏の対談記事の中で、鈴木が「天国から吉之助が一蔵を迎えに来たんじゃないかっていうウワサがありますけど…」と聞くと、野田氏が「まさか、ね?」と脚本の中園氏に聞いたところ「そうよ」と返ってきたことが明かされた。