コブクロの宮崎広報誌“転売ヤー”にご用心 宮崎市「まだ無料入手できます」
結成20年の男性デュオ・コブクロを特集した宮崎市の広報誌が、インターネット上に出品されるなどして人気となっている。同市は「まだ残りはある。ぜひ正規に入手してほしい」と呼び掛けており、市の東京事務所や宮崎県の大阪事務所で配布している。
注目が集まっているのは「市広報みやざき」の12月号。小渕健太郎(41)は宮崎市出身のため、巻頭6ページでコブクロを特集し、小渕が描いた2人の自画像を表紙にしたり、小渕ゆかりの場所を紹介したりしている。
市によると、約12万冊を発行し、11月下旬から市の施設に置くなどして無料配布。だが間もなく、県外のファンから入手方法の問い合わせが寄せられるように。フリーマーケットアプリなどを通じて1冊数百円で出品されたり、数冊セットで千円超の値段が付いたものが落札されたりした事例もあったという。
広報誌は宮崎市のホームページからダウンロードすることもできる。市広報広聴室の宮里克朗室長は「市民向けに配布しているものだが、反響が大きくなりすぎて…」と戸惑い気味だ。