お笑いコンビ・博多華丸大吉が２０日、ＮＨＫ「あさイチ」の朝ドラ受けで、「まんぷく」の辛い展開に、六平直政の再登場を熱望した。六平は、萬平（長谷川博己）が最初に憲兵に捕まった際に、牢屋で一緒になった稲村役で出演していた。

　この日の連続テレビ小説「まんぷく」では、たちばな栄養食品に追徴課税１０万円が課されることになり、福子（安藤サクラ）はぼう然。弁護士の東（菅田将暉）は萬平に会社をたためば課税は逃れられると助言し、萬平も苦渋の選択で受け入れる…という展開だった。

　悪いことは何もしていないのに、次から次へと難題が降りかかる萬平達に、華丸は「なんとかなるの？本当に？」と疑わしげな表情。大吉は「会社とか解散すれば（なんとかなると）」と言うと、華丸は「鵜呑みにし過ぎじゃない？物語を。俺、何ともならんと思うよ」と悲観的な言葉を並べた。

　これに大吉は「いつからこんなネガティブに」と苦笑すると、華丸は「だって月曜日から何ともならん。今週のタイトルは『なんとかなるさ』、間に合うのかなあ」と心配は消えない。

　これに大吉は「（刑務所で一緒に受刑しているイッセー尾形が）苦労がこれからの糧になるって言っているから、これからこれまでのいろんな人が登場して助けてくれるんじゃないの？六平さんとか」と突如、六平の名前を挙げた。これには華丸も「あの、牢屋に入ってた？」とキョトン。大吉は「まだわからんけど、（六平が）出て来たり、野呂君とか…」と、戦争に行ってから姿を見せないかつての福子の同僚・野呂（藤山扇治郎）の再登場を熱望していた。