樹木希林さんが残した154の言葉 大増刷22万部決定…新書「一切なりゆき」
9月に75歳で亡くなった女優の樹木希林さんが残した154の言葉を集めた新書「一切なりゆき」の増刷を20日、発行元の文藝春秋が決定した。累計発行部数は初版5万部から22万部(4刷)になったとしている。
増刷の理由として同社は、全国発売日の20日を前にいち早く発売された首都圏の書店での売れ行きが好調であること、TBS「ビビット」でも紹介されて大きな話題となったことをあげた。
同書に収められた樹木さんの言葉には「人間でも一回、ダメになった人が好き」「欲や執着があると、それが弱みになって、人がつけこみやすくなる」「怪我の功名じゃなくて、ケチの功名」などがある。
夫の内田裕也とのエピソードや、出演映画の裏話もあるという。