羽生竜王 100期か無冠か運命の第7局…1日目終え難解な形勢

 将棋の羽生善治竜王(48)に広瀬章人八段(31)が挑戦している第31期竜王戦7番勝負第7局は20日、山口県下関市で始まり、午後6時、広瀬八段が71手目を封じ1日目を終えた。

 羽生竜王は最終局で勝てば前人未到のタイトル通算100期獲得、負ければ27年ぶりの無冠となる。

 対局は持ち時間各8時間の2日制。振り駒で羽生竜王は後手番となり、広瀬八段の「2六歩」でスタート。昼食は両者とも下関名物・ふぐを使った料理を食べた。戦型はプロ間で流行中の「角換わり」に。終盤戦に入りつつあり、難解な形勢となっている。

 羽生竜王は大台が目前に迫っており、大一番を迎えた。1989年、初タイトルの竜王を奪取。翌年、初防衛はならなかったが、91年3月に棋王を奪い、その後は99期にわたりいずれかのタイトルを保持し続けている。

 これまでの6局は3勝ずつのタイで、今回の最終局で勝負が決まる。広瀬八段は初の竜王を目指す。2日目は21日午前9時に始まり、同日夜には終局する予定。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス