小倉智昭、退院を生報告 前立腺にも転移あった「手術ギリギリのタイミング」
キャスターの小倉智昭が20日に退院したことが21日、フジテレビ系「とくダネ!」で紹介され、小倉は電話で生出演。前立腺にもがんが転移していたことを明かし、手術を受けたタイミングは「ギリギリだった」と説明した。
20日に無事退院した小倉は、この日の「とくダネ!」で電話で生出演。「自宅はいい。落ち着く。人間らしい生活ができるし、なにより犬がいるし、楽ですよ」とホッとした声で退院の喜びを語った。
医者からは「予定よりも早いし、年齢考えてもここまで順調なケースは初めてと太鼓判を押してもらいました」と術後は極めて順調であると主張。また膀胱だけではなく、前立腺やその他の臓器も摘出し、病理に回した結果「後で分かったが前立腺にもがんがあった。切ってみて初めて分かった。そういう意味ではギリギリのタイミングだった」と、手術に踏み切ったおかげで、転移していた前立腺を切除できたと説明。「今の所は、その他の転移は見られないので、2年経てばこれでかなり前進で、5年で相当良くなって、10年で完治。先は長い」と、時間を掛けて完治を目指すとした。
食事に関してはすでに普通に取れるが「ただ、腸の一部を代用膀胱として使っているでしょ?腸を全部繋ぎ治しているので、腸閉塞を気を付けないといけない。とにかくよく噛んで下さいと(言われている)」としっかり時間をかけて食事を取っている。
今後の自宅でのリハビリについては「膀胱を全摘しちゃったので課題はそれ。神経がないので、膀胱が膨らんでますよとかの発信がない。それをいかに経験で感じ取れるようになるか」と排尿のタイミングなどを練習していくという。筋肉の使い方などを覚えていくことになるというが「半年で会得する人もいれば、何年かかってもダメな人もいる。少しでも前者に近づくように頑張らないと」と気合を入れた。
復帰時期については「上半身だけ元気に喋ってニコニコするのだけなら年明けからでもできる」としたが、医者からは「1月は無理をしないで自宅で療養するなり運動するなり(と言われている)。正直ゴルフもやれますよって言われてる。ただ番組休んでゴルフ場は世間体もあるから。散歩したり、その辺歩いたりしながら下半身のトレーニングをする」と語り、早くても2月以降となる見込みであるとしていた。