「浅草キッドは大丈夫だ、バカヤロー!」玉袋筋太郎、コンビ解散説を涙の絶叫で一蹴
お笑いコンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎(51)が21日夜、都内で恒例イベント「スナック玉ちゃん」を開催。一部で報じられているコンビ解散説を一蹴した上で、万感の思いを込めて師匠・ビートたけし(71)が作詞作曲して歌った楽曲「浅草キッド」をカラオケで歌い上げ、存続への思いを絶叫で表した。
年内最後のイベントとあって、マスター役の玉袋は2018年の時事ネタを元にチーフ役のタレント・桐畑トール(46)と共に爆笑トークを展開。カルロス・ゴーン、元・貴乃花親方、フレディ・マーキュリー、地面師といった今年のキーワードをネタに会場の笑いを誘う一方で、「オフィス北野」からのたけし独立騒動に続く、浅草キッドの解散報道についても言及した。
玉袋は11月17日に更新したツイッターで「短い期間だろうが『1人暮らし』になるのは25年ぶりだ」とツイートしたところ、体調不良で活動休止している相方・水道橋博士(56)との“別れ”を示唆しているとする一部報道があった。玉袋は「深読みし過ぎ!」と突っ込み、実際のところは、家庭の事情であったことを会場で具体的に説明しながら「(書いてある)そのままだから」と強調した。
この日は「スナック紅白歌合戦」と題して、希望者が壇上で熱唱。ちあきなおみの現時点でのラストシングル曲「紅い花」を歌う参加者が現れると、玉袋は「うちの師匠(たけし)が『スナック玉ちゃん 赤坂店』に来てくれた時に歌った唄だよ」と明かした。
イベント終了直前、玉袋は「うまくねぇけど、最後に大事な歌を歌わせてもらいます」とマイクを手に「浅草キッド」を歌いだした。次第に感極まり、涙をこらえて歌い上げると、「浅草キッドは大丈夫だ、バカヤロー!」と絶叫。それ以上は語らなかったが、「大丈夫だ」の言葉に強い思いを込めていた。