歌ネタ王優勝「メンバー」がお笑いライブで豪雨災害復興を支援 副賞カップ麺も寄贈
広島県熊野町の町制施行100周年記念行事「よしもとお笑いライブ」が22日、同町民会館ふでりんホールで行われ、西川のりお・上方よしお、メンバー、しずるら6組のコンビが登場。約450人が詰めかけた会場を笑いの渦に巻き込んだ。
公演終了後は出演者が出口前で西日本豪雨災害復興支援のチャリティー募金を呼びかけた。9月の歌ネタ王決定戦2018でチャンピオンに輝いたメンバーは、優勝の副賞として贈呈されたカップラーメン10年分の一部を寄贈。来場者全員にプレゼントされた。
西日本豪雨災害では熊野町も大きな被害を受けており、ボケ担当の山口提樹は「なにか広島に恩返ししたかった。歌ネタ王に優勝できたら、被災地の力になりたいと思っていたので、こういう機会が持てて良かったです」。ツッコミ担当の潮圭太も「まだ大変な思いをされている方が多い中で足を運んでいただいたので、少しでも喜んでもらえたらうれしいです」と話した。
メンバーは広島吉本に所属。歌ネタ王優勝後、仕事が約10倍に増え、広島を拠点に全国を飛び回っている。潮は「初めての経験なので右往左往しながら仕事させていただいています」とうれしい悲鳴。全国進出も視野に入ってきたが、山口は「まだまだ広島でも僕らの知名度は低い。これからも広島をベースに頑張っていきたいと思っています。いずれは広島発で全国ツアーができれば」と夢を語っていた。