杉紀彦さん死去 ラジオ日本「-ラジオ村」パーソナリティー 81歳
4000回以上放送されたラジオ日本「杉紀彦のラジオ村」のパーソナリティーやNHKラジオ第1「きらめき歌謡ライブ」の放送作家、また、作詞家としても活躍した杉紀彦(本名杉野明夫)さんが、今月17日に肺炎のため死去していたことが25日、分かった。81歳。東京都出身。家族葬として24日に通夜、25日に葬儀・告別式が東京・堀ノ内斎場で営まれた。後日お別れの会が開かれる。
関係者への取材によると、杉さんは14年前に悪性リンパ腫を患ったが、復帰。その後、肺がんと診断され、がんが転移していたという。今年10月ごろから微熱の症状を訴え入退院を繰り返していた。12月初旬にも再入院し、16日に容体が急変。そのまま息を引き取ったという。
杉さんは、作詞家として石原裕次郎さんの「昭和たずねびと」、菅原洋一・シルビアの「アマン」、森昌子の「なみだの桟橋」400曲以上を手掛けた。