２６日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」で、久々に野呂（藤山扇治郎）が登場。ネットも「あさイチ」の出演陣も、野呂の登場に感激の声を上げた。

　この日の「まんぷく」では、街を歩いていた福子（安藤サクラ）が、偶然、牧（浜野謙太）と恵（橋本マナミ）夫妻と出会い、近所のカレー店へ。そこで昔話に花を咲かせていると、カレーを運んできた店主を見てビックリ。それが野呂だった。野呂は戦争で出征してから福子らの前に姿を見せておらず、ファンの間では、消息を気にする声が根強く残っていた。

　野呂は戦争から戻ってからはカレー店を経営。運ばれてきたカレーはコンビーフカレーで、テーブルの上には空き缶を利用した花瓶を飾るなど、ホテル勤務時代に缶詰を配っていた名残も。まだ独身であることも分かり、福子は牧から「誰かいい人を紹介してやって」と頼まれる。

　これに「あさイチ」の華丸大吉、そして野呂の安否を気遣い続けた近江友里恵アナウンサーも笑顔。大吉は「何はともあれ、帰って来ましたね、しれっと。野呂君」とコメントすると、近江アナも「独身でしたね。久しぶりの野呂牧コンビが見られて…」とうれしそう。店内には手書きで「愛情いっぱい」「気持ち込めてます」などの言葉が貼られていたことに大吉は「トイレにオヤジの小言があるタイプ」とからかうと、華丸は「志は感じました」と笑顔を見せた。

　この野呂の復帰にネットも「野呂さん久しぶり」「辛い展開が続いているから野呂さんが出て来てホッとした」「野呂さん生きてた」「野呂さん登場に涙ぐんだ」「野呂さん幸あれ」など、ホッとしたコメントが。また独身と分かったことから、東京の食堂にいた美代子を勧める声も上がっていた。