滝沢秀明 極貧幼少時代を初告白「食べるものもなかった」
滝沢秀明が28日、TBS系で放送された「中居正広のキンスマスペシャル」に出演。幼いころに両親が離婚し、極貧生活を送ったことを明かした。
年内でタレントを引退し、演出家に転向する滝沢。「ある意味、自分にとっては封印してた時代」を初めて公にした。
3人きょうだいの末っ子。両親の離婚後、母親が子供たちを引きとり、朝から夜遅くまで働いたが生活は苦しく、「お金もないので鉛筆や消しゴムも買えなかったので、学校(教室)で拾って、自分のものとして使っていた」と回顧。着る物にも困り、冬でもタンクトップに短パンという格好だったことも母親の証言から明かされた。
滝沢は「リアルに食べるものもなかった。物も買えなかったですし」と振り返った。
そんな生活から抜け出すため、自立の道を探した。最初は大好きなプロレスの道に入り、プロレスラーになることも考えたが、中1当時で143センチ、33キロと小さかったため、断念。13歳でジャニーズのオーディションを受けた。
「どこでも良かったんですよね。(この生活から抜け出すために)何かやらなきゃ、と思って、ジャニーズにたどりついた」と家族を支えるため、ジャニーズに入ったことを明かした。
父親とは離婚後しばらく「年に1回ぐらい会って」いたが、「この世界に入ってからは全く会ってない」という。父親は再婚し別の家庭を持った。デビュー後、一度だけ電話で話したが「自分の息子とは思ってない」と言われたという。
「多分、親父は親父なりに、立派になったのは自分のおかげじゃない。だから『父親』とは自分からは言えない、って言ってました」と父親の心情を察していた。