刀剣男士、刀ですけど「緊張しておる」 紅白まんじゅう食べて「大合戦に」
「第69回NHK紅白歌合戦・リハーサル」(29日、NHKホール)
特別枠で出演する刀剣男士が取材に応じた。刀剣を男性に擬人化したキャラクターが活躍するゲーム「刀剣乱舞」発のユニットで、三日月宗近にふんする黒羽麻璃央は「いよいよ始まるというのが素直な感想だな。こんなにたくさんの?関係者というのか。人に囲まれるのは初めての体験なのでな。緊張しておる」と“合戦”を控えた心境を語った。
19口(ふり、刀なので)という規模でのステージは初めてという。取材の写真撮影も全員の顔がしっかりと映るように並ぶだけで時間がかかった。戦いの“秘策”を問われると各刀から「団子」、「紅白まんじゅうがいい」と声があがり、黒羽が「いい茶菓子じゃなあ。紅白まんじゅうを食べて合戦に臨むとしよう」とまとめていた。
今年は舞台はもちろん、様々な方面での活躍が目立った。黒羽は「俺個人としては始球式というものもやらせてもらったしな。とうきょうどおむ(東京ドーム)?での合戦もあり。何はともあれ、紅白。平成最後の大合戦に臨めるというのは我々としては非常に幸せだ」としみじみ。今年の漢字は「まあ、刀ですね」と即答し、「19口での出陣は初めてになりますし。紅白歌合戦、平成最後にふさわしい戦いを見せられるよう精進するぞ」と気勢をあげた。
最後に和泉守兼定にふんする有澤樟太郎が報道陣からのリクエストに「紅白で 伝説残すぜ 全員で」と一句詠んで締めくくった。