住田裕子弁護士 「詐欺ハガキ」が届いた…「よくも私に送ってくるわ」
テレビ番組「行列のできる法律相談所」に出演していた住田裕子弁護士が31日、MBSの報道番組「VOICEスペシャル真相R特別編【ネット社会の闇 その真相に迫る】」(後5・00)でコメンテーターを務め、以前、「詐欺ハガキ」が届いたことを明かした。
番組では「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺について特集。西靖アナウンサーが「平成最後に新たな手口」として、ハガキによる詐欺の手口があること伝えた。西アナは「番組スタッフの自宅に届いたものでして」と1枚のハガキをクローズアップ。上の方に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ 訴訟管理番号(そ)498」との記載があり、住田弁護士は「小難しい漢字が…」と指摘した。
差出人は「法務省管轄支局 国民訴訟お客様管理センター 住所は東京都千代田区」となっていた。
住田弁護士は「私だって受けましたもん」と同様のハガキが来たことを明かして笑い、「よくも私に送ってくるわと思って。私のリストは多分、年齢で来てると思います。高齢者をターゲットにしているはずです。高齢者はだまされやすい。まじめなんです。だから返事する確率が高い」と高齢者が狙われやすいことを指摘した。
番組では、高齢とおぼしき女性が指定された電話番号にかけ、相手側とやり取りしている模様を放送。相手側は「総合消費料金が未納」、「弁護士に電話するように」などと話し、弁護士を名乗る人物が10万円を振り込むように指示するなど詐欺の手口を伝えた。
住田弁護士は「高齢の女性がターゲットになっている現実をまのあたりにした」と高齢者が狙われやすいことから警戒を呼びかけた。
また「VOICE」は、法務省にはハガキにあるようなセンターはないことも伝えた。