１月末でＴＢＳを退社する吉田明世アナウンサーが６日、同局系「サンデー・ジャポン」に出演。退社の理由について「毎日出社したくないわけではない。娘の成長を近くで見守りながら、自分のペースで仕事をしたい」と説明した。

　吉田アナは同番組の６代目アシスタント。１年ぶりの番組出演に「お久しぶりです。ありがとうございます。呼んでいただいて」と頭を下げた。

　現在は有休消化中の身で「会社の休みが１月で終わるので来月から働こうと思っています」としながら、退社を決断した経緯について「考えはじめたのは、娘が生まれて子育てをしていくなかで徐々に気持ちが固まっていきました」と説明した。

　今後はフリーで活動する見込み。夫婦仲を問われ、「夫婦仲は順調です。ローンがちょっと…。住宅ローンが残っていますので。（夫は）私の選んだ道なら全力で応援すると」と笑顔。今後の所属事務所については「まだ、これから決めたいと思います」とした。

　サンジャポの歴代アシスタントがフリーに転身する傾向に、現在アシスタントの山本里菜アナが考えを問われると「いえいえ、全く考えてないです」と否定。「ＴＢＳに骨を埋めるつもりです」とうなずいた。

　吉田アナは２０１１年４月に入社。１６年１０月に一般男性と結婚し、昨年５月に第１子女児を出産した。吉田アナは退社を発表した際、今後はフリーで活動していくことを報告。妊娠や出産でそれまでの価値観や考え方が大きく変わったことを退社の理由に挙げており、「私なりの私らしいママウンサーを目指してこれからもがんばりたい」とコメントした。