「万引き家族」受賞ならず 米ゴールデン・グローブ賞外国語部門賞
米アカデミー賞の前哨戦となる米映画賞「第76回ゴールデン・グローブ賞」の発表・授賞式が6日午後、米ロサンゼルス郊外のビバリーヒルズで開かれた。昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、アカデミー賞でも有力候補とされている是枝裕和監督の「万引き家族」が外国語映画賞にノミネートされたが、受賞を逃し、アルフォンソ・キュアロン監督の「ローマ」が選ばれた。
細田守監督の「未来のミライ」もアニメ映画賞にノミネートされていたが、同賞は「スパイダーマン スパイダーバース」に決定。ロックバンド「クイーン」の軌跡を描き、日本でも大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」が、ドラマ部門の作品賞に選ばれた。