女子レスリング五輪３連覇などを果たした吉田沙保里が８日、引退を発表したことを受け、かつてのライバルだったダルビッシュ有投手の妻・聖子さん（旧姓・山本）が９日、ツイッターを更新。「同じ時代に共に戦えた事を心から誇りに思います」と功績を称えた。

　聖子さんは「さおり」と呼び掛け「さおりは、日本だけでなく、世界中のレスラーの目標であり、憧れです。さおりが残してきた数々の歴史は本当に日本の財産だと思います」とその功績を称えた。

　そして「さおりと同じ時代に共に戦えた事を心から誇りに思います」ともつぶやき「さおりと一緒に行ったカナダ遠征はとにかく楽しすぎました」と吉田との思い出もつぶやいた。

　聖子さんと吉田は同じ階級で五輪出場を争った。ライバル同士。女子レスリングが採用されたアテネ五輪５５キロ級出場をかけ２人はジャパンクイーンズカップで対戦し、吉田が勝利した。