黒柳徹子、兼高かおるさん追悼…女学校の先輩「私たちの大スター」
旅行ジャーナリストの兼高かおるさんが5日に亡くなったことが9日、分かった。90歳。兼高さんはTBS系「兼高かおる世界の旅」の案内役として親しまれた。
兼高さんの女学校の後輩にあたる黒柳徹子(85)が追悼コメントを発表した。
【黒柳コメント】
なんと悲しいニュースでしょう。
兼高さんは、大変に美しい方で、私の女学校の先輩でしたが、バザーなどで、卒業した兼高さんがいらっしゃることがわかると、私たち在校生は、門から一列に並んで、キャーキャー言いながら、お迎えをしたくらいの、私たちにとって大スターでした。
その後、テレビの「兼高かおる世界の旅」をお始めになり、まず、外国へ行くことの楽しさ、その国々の色々な習慣や違った文化、そんな中に、兼高さんはどんどん入っていらして、現地の人たちと交流していらっしゃいました。のちに、私はユニセフの親善大使になりましたが、行く先々で兼高さんのことを思い出していました。
ドキュメンタリーをきりひらいた先駆者、兼高かおるさん、私たちに与えた影響は凄く大きいものがありました。
心から感謝をしています。本当に本当に、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。