稲村亜美「110番の日」に適切利用を呼び掛け 警視庁の一日通信指令本部長

 「110番の日」の10日、タレントの稲村亜美(22)が警視庁の一日通信指令本部長に就任し、「緊急事態は110番、問い合わせは#9110へ」と適切な利用を訴えた。

 警視庁によると、昨年1年間の110番受理件数は182万6306件で、このうち3割に当たる約54万件が不要・不急のものだった。稲村は警視庁本部の指令センターで、振り込め詐欺事件が起きたとの想定で110番受理や無線指令を体験。被害に遭った女性に落ち着くよう促し、氏名や容疑者の特徴を聞き取った。

 また、兵庫県警の一日通信指令官には昨年の柔道世界選手権で女子52キロ級を制した阿部詩選手(18)が就任。「急を要さない相談は専門の窓口をご利用ください」と、警察相談専用電話の#9110の活用を呼び掛けた。

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