純烈・友井 芸能界廃業 DV、使い込み認め涙の謝罪…所属事務所との契約解除
過去の交際女性への暴力と金銭問題を報じられたムード歌謡グループ・純烈の友井雄亮(38)が11日、都内で会見を開き、涙ながらに謝罪した。報じられたDVや3000万円の使い込みを認め、この会見をもって、所属事務所との契約を解除された。グループを脱退し、芸能界を廃業する。問題が明らかとなった9日深夜にメンバー、事務所関係者と協議し、決めたという。4人組として再スタートする残されたメンバーは、15日に会見を予定している。
髪を黒く染め、ピアスを外し、友井はスーツ姿で約100人の報道陣の前に現れた。57分間の会見で頭を下げること11回。目に涙をため「どこかにズルさ、甘えがあった。もう1人の弱い自分に勝てなかった。いつ表に出てしまうのか、ヒヤヒヤしながら(ファンの前に)立っていました」と謝罪した。今後は「芸能界から身を引きます」と引退する。
週刊文春で報じられたのは、A子さんへのDV、B子さんの貯金3000万円の使い込み、C子さんとの浮気疑惑。A子さん、B子さんについては「事実でございます」と全面的に認め、C子さんとの浮気は「誤解を招くかも知れませんが、10代からの友人」と否定した。
A子さんへの暴力を「口論して、ケンカの延長なんですけど、怒りっぽい性格なので、そこで…。殴ったり、蹴ったり、思いやるような表現ができていなかった」と振り返り、自身の浮気が発端となることも「多々あったと思います」と明かした。A子さんとは現在も協議中で、A子さん以外にも「過去に手を上げ、傷つけた方がいらっしゃると思います」と常習化していたことを認めた。
B子さんの3000万円は昨年7月に弁護士を交えて協議した際に全額返済したと説明。他からお金をかき集めたため、借金自体は残っているという。
メンバーとは、関西地方での仕事を終えた9日夜に都内の所属事務所で話し合いの場をもった。事実を告げると、リーダーの酒井一圭(43)に「バカヤロウ」と怒られたという。友井はグループ脱退と芸能界引退の意向を告げたが、引き留めるものはいなかった。会見をもって事務所との契約は解除され、今後ファンの前に出ることもないという。