「君の名は。」新海誠監督が悲しみのツイート…市原悦子さんとの思い出を
ドラマ「家政婦は見た!」シリーズや、アニメ「まんが日本むかし話」のナレーションなど幅広い分野で活躍して人気を博した女優の市原悦子(本名・塩見悦子)さんが心不全のために12日に亡くなったことが13日、分かった。82歳だった。市原さんは2016年に公開されたアニメ映画「君の名は。」で主人公の祖母の声を務めており、同作の新海誠監督が「とても残念」とツイートした。
新海監督は「市原悦子さんのご訃報、信じがたく、とても残念です」とし、「僕は『まんが日本昔ばなし』で育ちました」と市原さんの代表作の一つをこよなく愛していたことを表した。
「『君の名は。』の収録で初めて市原さんにお会いした瞬間、初めてセリフをいただけた時の感動、披露試写であたたかいお言葉を頂いた時、すべてつい昨日のようです」と故人を偲んだ。
市原さんは「君の名は。」で主人公・宮水三葉の祖母・一葉の声を務めた。