市原悦子さん死去 ツイッター世界トレンド1位に…関連ワード4つが10位以内に
ドラマ「家政婦は見た!」シリーズや、アニメ「まんが日本むかし話」のナレーションなど幅広い分野で活躍して人気を博した女優の市原悦子(本名・塩見悦子)さんが心不全のために12日に亡くなったことが13日、分かった。82歳だった。ツイッターによる「世界トレンド」の1位、2位、8位、9位を市原さん関連ワードが占めた(13日、午後8時35分現在)。
1位は「市原悦子さん」で11万超のツイート。2位は「家政婦」で1万6000件を超えた。8位は「市原さん」、9位は「日本昔ばなし」となっている。
市原さんは千葉県出身。1936(昭和11)年1月24日生まれ。57年に俳優座に入団。児童劇「りこうなお嫁さん」でデビューした。新劇新人推賞を受賞したのを皮切りに数々の賞を受賞して俳優座のトップクラスに。歌や踊り、喜劇にも才能を示し、“戦後派の旗手”“月並みの大器”などと呼ばれた。
出演作に舞台「奇跡の人」「近松心中物語」、ドラマに「家政婦は見た!」シリーズ、「おばさんでか」シリーズ、映画に「黒い雨」「うなぎ」などがある。大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」では主人公・宮水三葉の祖母・一葉の声を務めた。