純烈リーダー 元メンバー友井氏グループ加入時に危惧 DVの噂を聞き本人に確認
過去の交際女性とのトラブルが報じられた元メンバー友井雄亮氏が芸能界を引退したことを受け、ムード歌謡グループ・純烈のメンバーが15日、都内で謝罪会見した。
被害者、ファン、関係者に騒動を謝罪。リーダーの酒井はDVの噂について、友井氏がグループ加入の際に聞いたことがあったという。友井氏には離婚歴があり、その原因がDVということをインターネットに掲載されていることを知り、本人に確認。当時のやり取りを振り返り「あるわけない、と。僕は信じて頑張ってきたが…。女性に対して暴力を振るっているのが、現実として目の当たりにした」と落胆した。一連のトラブルについての相談は「全くなかったです」という。
小田井は友井氏の人間性について言及し、「確かに怒りっぽい面もある。11年間活動するなか、たびたび遭遇し、それは間違いない。ただ、その熱さが純烈の原動力に貢献していた。まさか、人を傷つける方向に向かっていると思っていなかった」と、沈痛の面持ちだった。
友井氏は週刊誌の報道で2014年ごろから交際していたA子さんへの暴力や、その後の恋人・B子さんの貯金の3000万円使い込み、度重なる浮気などが判明。11日に行った会見で、友井氏は女性に対して「殴ったり蹴ったり」のDVを繰り返していたことを明かすなど、一連の報道が事実と認め、グループの脱退と芸能界引退を表明した。
悲願だった紅白歌合戦の初出場から10日あまりで発覚した不祥事。すでに友井氏を除くメンバー4人でテレビ収録に臨むなど、新体制で再スタートを切っている。
1月24日の明治座公演では、ファンの前で初めて4人での歌唱を披露する。