海老蔵、引退の稀勢の里へ「納得されての引退ならよいのですが…」
歌舞伎俳優の市川海老蔵が16日、ブログを更新し、引退を表明した稀勢の里へねぎらいの言葉をかけ、「世の中の言葉の中傷やマスコミの力で引退が早まったとしたならば私は少し悲しいです」と、横綱の心中に思いを寄せた。
海老蔵は「横綱引退、怪我ですね、無理したのでしょうか、残念です」と、引退を惜しむ言葉を記し「横綱という地位の高さを感じる瞬間です」ともつづった。
横綱に昇進後は怪我に泣かされ続け、その力を発揮できないままの引退。「本当はなった者しかわからない世界ですから、ご本人が納得されての引退ならよいのですが、世の中の言葉の中傷やマスコミの力で引退が早まったとしたらならば私は少し悲しいです」ともつづり、本人が心底納得した上での引退であることを願う言葉も。
毎年、成田山新勝寺での節分で稀勢の里と顔を合わせていたといい「お目に掛かることが出来た事、幸せでした」と振り返り「お疲れ様でございました」と、その重責を労っていた。