稀勢の里の引退を惜しむ声 芸能界からも続々 志らく「優勝した姿、忘れません」

 大相撲の第72代横綱稀勢の里(32)=本名萩原寛、田子ノ浦部屋=が現役を引退することを16日、表明した。初場所4日目のこの日朝、都内の部屋で師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が会見して発表した。

 横綱の引退を受け、芸能界からも惜しむ声が相次いだ。落語家の立川志らくはツイッターを更新。「稀勢の里引退。本当にお疲れ様でした。怪我をしながら優勝した姿、忘れません」とつづった。その前のツイートでは「稀勢の里がピンチだ。本当のファンはそれでも応援する。相撲を愛する人は罵声を浴びせない」と、熱いエールを送っていた。

 歌舞伎俳優の市川海老蔵も反応。「横綱引退、怪我ですね、無理したのでしょうか、残念です」とツイート。続けて、「横綱という地位の高さを感じる瞬間です。人気の力士 周りがとやかく言うことは仕方ないことですが、本当はなった者しかわからない世界ですからご本人が納得されての引退ならよいのですが 世の中の言葉の中傷やマスコミの力で引退が早まったとしたならば私は少し悲しいです」と思いやった恒例のイベントで顔を合わせる間柄で、「毎年成田山新勝寺様での節分でお目にかかる事が出来た事 幸せでした。お疲れ様でございました」とねぎらった。

 女優の泉ピン子さんは日本テレビ系「スッキリ」に出演。MCの極楽とんぼ・加藤浩次から「続けてほしいとおっしゃっていた」と問いかけられると、「だって複雑そうじゃない。まだやりたい、悔しいという思いと…。けがが大きかったかな」「さみしい」などと語った。

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