デーモン閣下 稀勢の里の引退「やむを得ない」も横審の“激励”「厳しかった」

 アーティストのデーモン閣下が16日、TBS系「ひるおび!」に出演。横綱稀勢の里(田子ノ浦)の引退について「がんばっていたけど、体がついていかなかったね」「やむを得ない」と、心境を語った。

 この日は稀勢の里や元横綱日馬富士らのしこ名が入った衣装で番組に登場。「昨日の取り組み前に、今日はこの衣装を着ていこうと思っていた」とし、「半分以上引退した人になっちゃった」とつぶやいた。番組冒頭には、引退を予想していたかと振られ「場所前から難しいと思っていた」と語った。

 初日から3連敗。引退の決断に「本人がこれ以上、土俵に上がっても勝てそうにないことを悟ってしまったんだと思う。千秋楽までひとつも勝てないでというわけにいかない、そういう内容の相撲だった。よく頑張ったなとは思うけど残念な結果だった」と振り返った。

 一方で、けがに苦しみ続けた横綱の苦悩にも触れた。昨年11月、日本相撲協会の横綱審議委員会が「激励」決議を出したことに「先場所後の横綱審議委員会が異例の激励勧告をしたじゃないですか。あれがやはり厳しかった」と言及。「厳しいことを言わなきゃいけないが、日本国全体としては体が万全ならじっくり治して休場でいいとみんな思っていたが、出てこいという命令に等しかった」とした。

 先場所まで在位11場所で皆勤はわずか2場所。横綱としてのあり方についても「時代的に、横綱はちょっと負けたら引退しなければいけないとなっているが、アスリートという視点で見れば、そういう横綱の見方を変えるきっかけになるのかもしれない。ちゃんと体を治してから出させようよ、と」と、語った。

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