フジテレビが市原悦子さん追悼番組「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」を再放送へ
フジテレビは16日、市原悦子さんの訃報を受け19日の土曜ワイド劇場で追悼番組「さよなら!おばさんデカ 桜乙女の事件帖 ザ・ラスト」(後1時35分~)を放送すると発表した。
19日の放送回は、本来ならば「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車」を放送予定だったが、市原さんの訃報を受け変更。「桜乙女の事件帖 ザ・ラスト」は17年3月に放送されたものの再放送で、07年に一度終了したシリーズにも関わらず、多くのファンの要望に応え、16作目として10年ぶりに復活し、話題を呼んだ。
市原さん演じる桜乙女は、一見普通のおばさんで、上司や同僚刑事からも小馬鹿にされているが、事件捜査では主婦の勘と持ち前の鋭い観察力を生かして難事件を解決するというキャラクター。
放送当時、市原さんは「『おばさんデカ』は皆さんにかわいいって言って頂いて、評判がいいんですよ。私がっていうより、乙女という役がかわいいんでしょうね。(今回)乙女はとても大変な状況になりますが、相変わらず夫と仲良くいます。いつも通りの幸せがあればいいんだ、ということが伝わればいいなと思います」とコメントしていた。