KOBerrieS♪が阪神大震災復興イベントに出演 阪神・矢野監督らとも共演

 神戸のご当地アイドルユニット「KOBerrieS♪」が、阪神淡路大震災からちょうど24年を迎えた17日、神戸市長田区の新長田一番街商店街で開かれた復興イベント「第15回神戸震災復興復興フリーライブ ONE HEART」に出演した。

 今年のテーマは「阪神淡路大震災からの真の復興」で、ライブ前には、震災後に神戸で歌い継がれている唱歌「しあわせ運べるように」を地元小学生らと一緒に披露。会場にはプロ野球・阪神タイガースの矢野燿大監督(50)も姿を見せ、ともに被災者に向け黙とうをささげた。

 KOBerrieS♪のキャプテン・岡野春香(22)は「震災から24年目で、イベントも減ってる中で、続けていけるのはすごいことだと思います。自分たちの言葉で皆さんに話しかけられる機会をいただけるのはうれしい」と笑顔。イベントの司会も務めた森島みなみ(19)は「監督ってすごい怖いイメージがあったんですが、矢野監督はすごく優しくて、たくさんしゃべってくださった」と印象を語り、「これからは、震災について伝えていくだけじゃなくて、何かが起こったときに率先して動くことができるように勉強していきたい」と思いを新たにしていた。

 今年は、同じく関西を代表するアイドルユニット「SO.ON project」が大阪から初参加。阪神間をつなぐ少女たちが、阪神淡路大震災を、歌やパフォーマンスを通じて語り継いだ。両ユニットを兼任する花城沙弥(17)は「毎年この時期になると、たくさん震災の話を聞く機会があったけど、どういう気持ちでいたらいいか分からなかった」と正直な心境を吐露。その上で、「去年から、被災地などでもパフォーマンスをさせていただく機会ができて、笑顔になったり、感動して泣いてくださる方もいらっしゃった。今日は、いつもより気合が入りました」と充実感を漂わせた。

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