植村花菜「防災学んで今後に生かせたら」
兵庫県川西市出身の歌手・Ka-Na(植村花菜=36)が、阪神・淡路大震災から24年が経過した17日、神戸市で行われた「神戸国際防災フェスティバル2019 避難訓練コンサート」に出演した。
Ka-Naは24年前の震災を「小学校6年生でした。家の中はたんすや食器棚が倒れて、色んなものが割れて。電気、水道、ガスも2週間くらい止まり、寒い夜に駅前で給水車を何時間も待つ生活をしました」と回想。
約2年前から夫と長男と米国で暮らしており「久々に日本に帰ってきて実家にいると、家族が近くにいるって、こんなにありがたいことなんだなと感じます」と、故郷への思いを語った。
この日は東日本大震災後に被災地に向けて作った応援ソング「ひまわり」や、代表曲「トイレの神様」などを披露。「災害は避けられないですが、皆で防災について学び、今後に生かせたら」と呼びかけた。終演時には1600人の観客と地震発生を想定した避難訓練を行った。