竹中直人 市原悦子さん通夜で涙「大切な宝物」

 12日に心不全のため亡くなった女優・市原悦子さん(享年82)さんの通夜が17日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、俳優の阿部寛(54)や布川敏和(53)ら約600人が参列した。市原さんの遺言により、祭壇は大好きだった観葉植物に囲まれ、森の中で眠るようにひつぎが配置された。18日に同所で葬儀・告別式が行われ、その後は2014年に亡くなり、樹木葬で送られた夫で演出家の塩見哲さんとともに樹の下に眠るという。宗派、戒名はない。

 96年のNHK大河ドラマ「秀吉」で親子役で共演した俳優の竹中直人(62)は「とても優しい方。市原さんの独特な音色で『秀吉』と呼ぶ声が僕を支えてくれた」と“母”へ感謝した。共演は一度きりとなったが、大女優と過ごした1年は「すごいエネルギーで向き合ってくれて、僕もそれ以上の演技で返そうと思った」と充実した日々だったという。卓越した演技を最後まで見せてくれた先輩へ「大切な大切な宝物です。あなたの肌、手のぬくもりすべて」と呼びかけた。

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