「アタックNo.1」の主演声優は今 昨年大学教授を定年退職
4歳で歌手デビューして子役スターとして活躍し、人気アニメ「アタックNo.1」で主役・鮎原こずえの声を務めた小鳩くるみが18日、TBS系「爆報!THEフライデー」に出演。1986年に芸能活動休止後の生活が明かされた。
「小鳩くるみ」こと鷲津名都江さんは現在70歳。1952年、「小鳩くるみ」として史上最年少(4歳)で日劇の舞台で歌手デビュー。24歳でNHK「おかあさんといっしょ」の10代目おねえさんに抜擢された。86年に芸能活動を休止し、マザー・グースの研究のため渡英。帰国後、一般男性と結婚。昨年3月に定年退職するまで、目白大学外国語学部英米語学科の教授を務めていた。
今回、テレビの取材を受けた理由は、自身が主演し、1957年11月から58年2月にかけてTBSで放送された「ぽんぽこ物語」。昨年末、全75話中、71話分の原盤が発見され、国産初のテレビドラマとされてきた「月光仮面」(58年2月24日から放送)の記録を塗り替える“新発見”となった。
「ぽんぽこ物語」は10分間のドラマで、こだぬきが生まれ変わり、旅をする物語で、小鳩主演、脚本は森進一の「おふくろさん」などを作詞した川内康範氏だった。
「爆報-」の取材を受け、都内の試写室で同ドラマを見た鷲津さんは「懐かしくて、涙が出ちゃう」と「アタックNo.1」のヒロインの名ゼリフ「涙が出ちゃう」にひっかけて感激を表現していた。