観月ありさ「天から見守ってくれる」 主演舞台、市原悦子さんが「天の声」だった
女優の観月ありさ(42)が18日、KAAT神奈川芸術劇場で主演舞台「悪魔と天使」の公開稽古を行った。12日に死去した女優の市原悦子さんが天の声役で出演予定だった舞台で「天から見守ってくれるんじゃないかと思いながら最後まで頑張りたい」と誓った。
多くの作品で共演した佐藤B作(69)は、タクシーから下りるシーンで小銭を落とすNGを出してしまったが、市原さんに「慌てる芝居なんでしょ?また落としてください」と言われた秘話を明かし「妥協のない、本当に憧れの先輩。何があっても凛(りん)としている姿は今も忘れない」としのんだ。
代役を務める黒田こらん(45)は16日に亡きがらと対面したといい、「生きているような、今にもセリフをしゃべりそうな感じでした」と明かした。