LDH運営「EXPG」ハリウッドに EXILETRIBEに“逆輸入”夢プラン
EXILE TRIBEの所属事務所・LDHが運営するエンターテイナー養成スクール「EXPG STUDIO」LA校が18日(日本時間19日)、米・ハリウッドに開校し、EXILE HIRO(49)が訪れた。海外では台湾、ニューヨークに続く3校目にして最大規模。日本に構える12校はTRIBEの人気者を多く輩出しているが、娯楽ビジネスの本場からもスター育成を目指す。
前日まで続いた雨模様が一転、開校を祝うかのように青空が広がったロサンゼルス。EXILE MAKIDAI(43)、三代目J SOUL BROTHERS・今市隆二(32)と共に、HIROは真新しい“校舎”に足を踏み入れた。2年前、「LDH USA」を立ち上げて本格化させた海外展開。念願だった「基地」と呼ぶ拠点が、ついに完成した。
ハリウッドの中心街につながる大通り沿いに、生徒のダンス、歌、演技のレッスン用とプロのレコーディング用、スタジオ2棟が併設された。チーフクリエーティブオフィサーには、ジャスティン・ビーバー(24)の振り付けを担当するショーン・エバリスト氏を起用。ブルーノ・マーズ(33)やビヨンセ(37)をサウンドプロデュースする、ローレンス・ポップス・ドプソン氏がインストラクターに名を連ねる。
世界的に活躍する“校長”や“先生”を迎え入れ、「『ハリウッドにダンサーの聖地ができた』と言っても、恥ずかしくないメンツがそろいました」と誇らしげ。「こちらでもローカルな仲間と新人開発に挑戦したい。スターやヒット曲を出して、LA発でエンターテインメントが生まれることを2~3年で証明できたら」と肝に銘じ、異国で発掘した金の卵を将来的にEXILE TRIBEへ加入させる、夢プランも明かした。
「ウチのアーティストが勉強しに来たり、虎の穴にもなる。輸出と輸入をしながら、いいところを取り合いながら、グローバルアーティストを作りたい」。ハリウッドの学びやから、太平洋を飛び越えた相乗効果に期待していた。