松本人志 セクハラ発言そのまま放送は「鬼の様に滑ってたから」
ダウンタウン・松本人志が20日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、前週13日の「そこはお得意の体を使って何とかするとか」という発言がセクハラだと炎上したことについてコメントした。
松本は「えーと、僕は今日をもってですね、無口なコメンテーター、新しいジャンルで。ギャラ泥棒になっていこうかなと思っているんですけどね」と、まずひとボケした。
続けて、「なんでカットせえへんねんっていう(疑問に対して)ね。基本的にこの番組は僕の言うことをできるだけカットせずに使っていきたいという暗黙の了解というか、決めてはいないですけど、そういう番組なんですよ」と、番組の趣旨を説明。
「俺がカットしって言ったらたぶんカットされるんですよ。なんで松本はカットしてくれと言わなかったということなんですけど、理由は簡単なんですよ。鬼の様に滑ってたから。鬼の様に滑ってたら、逆に恥ずかしくて言えませんよね。あんだけ滑ってたら、恥ずかしくて早く家に帰りたいっていう…。それもあって言えなかった」と、セクハラ発言のカットを申し出なかった理由を述べた。
炎上したことについては「炎上はこの先も僕はしていくと思うんです。これはしょうがない。炎上で得られるものもあるし。大火事になった時に本当に大切なものが見えてくるし。持ち出して逃げ出さなきゃアカンものが何なんかも分かるし、こういう時に消火器を持って駆けつけてくる人がよく分かるしね」と意義を語った。
前週の松本発言は、HKT48の指原莉乃がNGT48問題について運営の対応を厳しく批判したのを受けてのもの。指原はツイッターで松本発言を「松本さんが干されますように」と、苦言を巧みに笑いに変えて“消火”に努めている。