ミス日本に医師目指す東大生 米津玄師が大好きな21歳
「第51回ミス日本グランプリ2019」が21日、都内で行われ、ファイナリスト13人の中から、東京大学2年の度會亜衣子(わたらい・あいこ)さん(21)がグランプリに輝いた。度會さんは愛知県岡崎市出身。同大前期教養学部理科3類(医学部)に通学しており、将来は医師を目指すという。今回から新設されたミス日本「ミススポーツ」も受賞した。
グランプリに決定した瞬間、度會さんは驚いたような表情を浮かべた。その後は極めてクールに「本当にありがとうございます。まさか自分がこんなに素晴らしい賞をいただけるなんて夢にも思っていませんでした。グランプリの名に恥じないよう精進いたします」と力強く誓った。
父も医師という家庭環境に育ち、度會さんは「医学の入り口に立ったばかり。最新医療の研究などで貢献したい」という。尊敬する人物にナイチンゲールを挙げ「白衣の天使と呼ばれていますが、衛生環境の改善などを行動で示した女性。私も行動できる女性になりたい」と口にした。
頭脳に加え、行動力も抜群。まったく運動をしてこなかった度會さんは、大学入学後に水泳を始め、今は400メートル泳げるほどに進化した。仏語検定2級も大学に入ってからだという。
ミスの肩書に加え、166センチの長身と聡明な頭脳を併せ持つが、芸能界には「今は興味はありません。医学の道に進みたいと思っております」とキッパリ。それでも21歳の女性らしく「米津玄師さんが好きです。『Lemon』が大好き。紅白で聴いて泣いてしまいました」とうれしそうに明かした。
※他部門の受賞者は次の通り。
◆ミス日本準ミスグランプリ 西尾菜々美(21)青山学院大学総合文化政策学部3年
◆ミス日本「水の天使」&ミス日本「ミス着物」 谷桃子(22)慶応大学法学部4年
◆ミス日本「みどりの女神」 藤本麗華(26)元宝塚歌劇団/ダンス講師・パーソナルトレーナー
◆ミス日本「海の日」 高橋梨子(20)東京大学前期教養学部理科3類1年