元NMB須藤凜々花が芸能界引退を発表「哲学者」目指す…心身ともに体調不良

 元NMB48でタレントの須藤凜々花(22)が、1月いっぱいで芸能界を引退することが21日、分かった。所属事務所がマスコミ各社に発表した。今後は哲学者を目指すという。関係者によると、昨年3月ごろから引退へ向けての相談を受けていた。夫婦仲は引き続き良好で、当面はドイツ留学のために国内の大学への進学を目指す。

 須藤は17年8月にNMBを卒業。昨年4月に20代の一般男性と結婚したが、同12月からは体調不良で仕事のキャンセルが続いていた。今月15日には「ほんわかテレビ」の収録に参加し、稼働できる状態に戻っている。29日には「ほんわかテレビ」の収録に参加予定。最後の仕事は31日、インターネットラジオ「渋谷WREP学園」の生放送になる。

 須藤は所属事務所を通じ、コメントを発表。「心身ともに、体調不良が続き、お休みを少しさせていただいておりましたが、1月いっぱいをもって、芸能活動を終了させていただくことになりました。突然のご報告になり、申し訳ございません」と報告した。

 さらに「私は、哲学者になるという夢を抱いて、NMB48に加入しました。そして、メンバー、スタッフ、そして何より応援してくださったファンの皆様から、多くの哲学を学びました。そんな恵まれた環境にいながら、芸能界で活動をすることに、私の中で、葛藤が生まれ、皆様に支えられながら、活動を続ける中、葛藤がどうしても消えず、このまままでは申し訳ないと考え決意しました」と経緯を明らかにした。

 その上で「結婚のときや今回の決断など、いつも自分の意志を貫かせていただいて、ご迷惑をたくさんおかけしていることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪。「芸能界からは、離れますが、自分の意志を貫いて、悔いのない人生を送っていきます。そして今は、まず第1歩として、大学入学試験に向けて、夢を叶えるために勉強を頑張っています。いつの日か『哲学者』須藤凜々花でお会い出来たらと思います。今まで本当にありがとうございました」とした。

 須藤はNMB時代の2017年6月、AKB48グループ選抜総選挙のステージ上で、突然、結婚を発表。大きな話題となった。同年8月にはNMBを卒業。昨年4月13日に、交際していた20代の男性と結婚した。

 その後もタレントとして活動を続けてきたが、昨年12月には司会を務める予定だったイベントを体調不良のため急きょ欠席。レギュラーを務める読売テレビのバラエティー番組「大阪ほんわかテレビ」(金曜、後7・00)の収録も、12月以降は不参加だった。SNSの更新も昨年11月で途絶えており、関係者によると、須藤は心身ともに相当なダメージを抱え、芸能活動への意欲も著しく低下していたという。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス