元NMB須藤凜々花 電撃引退「活動への葛藤消えず」心身不調解消できず…
元NMB48でタレントの須藤凜々花(22)が1月いっぱいで芸能界を引退することが21日、分かった。所属事務所が発表した。心身の不調で昨年12月頃から芸能活動を事実上休止しており、今後は哲学者を目指すという。須藤は2017年のAKB48グループ選抜総選挙開票イベントで突然、結婚を発表して話題に。NMB卒業後は在籍時の恋愛事情を赤裸々に語るなど、SNSの“炎上”でも目立つ存在だった。
アイドル史に大きな爪痕を残した“爆弾娘”が電撃的に去る。須藤は「心身ともに、体調不良が続き、お休みを少しさせていただいておりましたが、1月いっぱいをもって、芸能活動を終了させていただくことになりました」と引退表明した。
須藤の名を全国に知らしめたのがNMB48時代の17年6月、沖縄で行われた開票イベント。ステージ上で結婚を発表し、姉妹グループのメンバーやOGまで巻き込む大騒動に発展した。須藤はそのまま8月にNMBを卒業しタレントに転身。昨年4月13日に20代の一般男性と結婚した。
昨年12月、須藤は司会を務める予定だったイベントを急きょ欠席。レギュラーを務める大阪・読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」(金曜、後7・00)の収録も12月以降は不参加で、関係者によると、仕事を続けられる精神状態ではなかったという。現在はある程度回復。最後の仕事は31日、インターネットラジオ「渋谷WREP学園」の生放送になる。
須藤は「芸能界で活動をすることに、私の中で、葛藤が生まれ、皆様に支えられながら、活動を続ける中、葛藤がどうしても消えず、このまままでは申し訳ないと考え決意しました」と告白。
中学時代から哲学に興味があることを公言、16年3月に哲学書「人生を危険にさらせ!」を出版しており、今後は哲学者を目指す。「大学入学試験に向けて、夢を叶えるために勉強を頑張っています。いつの日か『哲学者』須藤凜々花でお会い出来たら」と昨年、失敗した大学受験への決意も示し、「自分の意志を貫いて、悔いのない人生を送っていきます」と誓った。